ニュース 社会 作成日:2020年4月14日_記事番号:T00089403
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出の自粛が要請され、市民の自宅で過ごす時間が長くなる中、日本の人気ミュージシャン、星野源が先ごろ自ら作詞作曲した楽曲を歌い、演奏する動画をYouTube(ユーチューブ)にアップロード。この動画を使用したコラボやカバーを呼び掛けたところ、多くのミュージシャンや芸能人がこれに呼応。台湾でも著名なミュージシャンによるコラボ動画の発表が相次いでいる。
星野がアップロードした動画の中で演奏した『うちで踊ろう』は、「悲しみの向こう、全ての歌で手を繋ごう」「生きてまた会おう」といった歌詞にもうかがえるように、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生じた悲しみやつらく不便な生活を共に乗り切ろうと勇気づけるような楽曲だ。
楽曲の素晴らしさも手伝って、コラボの呼び掛けには賛同の波が日本を超えて広がっており、台湾でも人気バンド、五月天(メイデイ)のメンバーでギタリストの怪獣(温尚翊)が12日、自身のインスタグラム(IG)にコラボ動画をアップロード。その中では星野さんの映像を真ん中に、左側で怪獣がギターを、右側で同じく台湾の人気バンド、宇宙人のメンバー、方Q(方奎棠)がベースをそれぞれの自宅とみられる場所で弾いており、14日午後1時時点で既に9万1,000回、再生されている。
また宇宙人のユーチューブアカウントでもメンバーが別のアレンジの演奏を行う動画が、さらにロックバンド、八三夭のメンバー、劉逼(劉彦輝)がギターを、人気歌手・DJの鼓鼓(呂国緯)がドラムを担当する動画もアップロードされ注目を集めている。
こうした動画は、市民を勇気づけるミュージシャンならではの試みと言える。自宅待機が続き、気が滅入り(めいり)がちな昨今、それぞれが知恵や能力を持ち寄って乗り切りたいものだ。
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