ニュース 医薬 作成日:2020年4月14日_記事番号:T00089405
行政院は13日、新型コロナウイルスの感染の有無を1時間以内に判定できる、遺伝子増幅による逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)検査キットを工業技術研究院(工研院、ITRI)が開発し、早ければ7月に量産を開始すると発表した。14日付自由時報が報じた。
工研院が開発した検査キット(行政院リリースより)
この他、中央研究院(中研院)と国家衛生研究院(国衛院)は、同ウイルスのヌクレオカプシド、スパイクタンパク質抗原を15~20分で検出できる検査キットを開発した。既にメーカー5社が量産に意欲を示しており、早ければ3カ月後に量産を開始する見通しだ。
また、長庚大学(桃園市)は同ウイルスに対する抗体の有無を15~20分で確認できる検査キットを開発しており、早ければ半年後に量産予定だ。
ワクチン、年末にも
行政院の陳其邁副院長は、高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)が米国立衛生研究所(NIH)と共同開発中の同ウイルスのワクチンは動物実験の段階にあり、その後、ヒトでの第1、2相臨床試験を開始する予定で、今年末から来年初めにも発売されると明らかにした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722