ニュース 電子 作成日:2020年4月15日_記事番号:T00089413
受動部品大手、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)の顧立荊副董事長は14日、新型コロナウイルス感染拡大を受けたテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)の増加と巣ごもり消費の拡大により、▽ノートパソコン▽ネットワーク通信▽Wi-Fi▽電源──関連の需要が強く、受注は5月まで満杯と明らかにした。既に第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン向けで第3四半期の受注も入っており、下半期は供給不足となる可能性があるため、生産拡大計画を第2四半期に前倒しすると表明した。15日付工商時報が報じた。
顧副董事長は、3~4月に値上げしたと明らかにした。現在の納期は約90日で、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の出荷受注比率(BBレシオ)は約1.5、チップ抵抗器は1.8~2と説明。また、中国工場の従業員復帰率は80~90%と第1四半期の50~60%から回復しているという。
ウォルシンは今年末までにMLCCとチップ抵抗器の月産能力を各550億個へとそれぞれ昨年末比で37.5%拡大する計画だ。
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