ニュース 社会 作成日:2020年4月15日_記事番号:T00089428
14日付のニューヨーク・タイムズ紙に、新型コロナウイルスの感染対策で台湾が力になれるとアピールする全面広告が掲載された。15日付蘋果日報などが報じた。
掲載広告で「孤立(隔離)の時代に連帯を選ぶ。あなたは一人でなく、台湾がそばにいる。今経験していることも、そのつらさも知っている。03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)で打撃を受けた台湾、WHOから孤立させられている台湾は知っている。だからこそ経験を分かち合い、国際的な取り組みに貢献する。」と世界に訴えた(14日=中央社)
今回の広告掲載は、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が8日、台湾を名指しして「人種主義的な表現で数カ月も侮辱され続けた」などと主張したことを受け、人気ユーチューバーの「阿滴」氏ら民間の有志が呼び掛けた。クラウドファンディングで資金を募ったところ、1日で2万6,000人以上から計1,900万台湾元(約6,780万円)以上が寄せられた。
広告には、「誰が力になれるか?」に「WHOは役に立つのか?」という皮肉の意味も込めた「WHO can help?」の下に、「Taiwan.」(台湾だ。)の文言をあしらい、「台湾はWHOから孤立させられているが、世界に貢献している」などとアピールした。
広告掲載を受けWHOは、台湾の衛生当局とは数十年間にわたって技術面で交流してきたとする声明を発表した。
外交部国際組織司の陳龍錦司長は15日、2017~19年の間に参加を申請した技術会合187回分のうち、招待されたのは57回で、拒否率は7割に達し、WHOは拒否理由を説明しなかったと反論した。
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