ニュース 商業・サービス 作成日:2020年4月16日_記事番号:T00089441
百貨店大手、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の第1四半期売上高は103億8,000万台湾元(約370億円)で、前年同期比2.85%増だった。大手4社で唯一のプラス成長だった。1月に正式オープンした遠百信義A13(台北市信義区)が押し上げた。16日付経済日報が報じた。
遠東百貨に入居するブランド店は新型コロナウイルスの影響が小さく、台中大遠百(トップシティー)のシャネルとエルメス、板橋大遠百(メガシティー)のボッテガ・ヴェネタとグッチの売上高はプラス成長で、宝飾品は横ばいだった。一方で、衣料品は男性用を中心に前年同期比2割減少した。プロ野球とバスケットボールの試合が中止されたことを受け、スポーツウエアの販売が落ち込んだ。
徐雪芳総経理は、新型コロナウイルス感染拡大により、今年は百貨店業界にとって厳しい年となると指摘した。4月の売上高にも影響が及ぶ懸念があり、傘下の全11店舗で16日から開始する母の日(今年は5月10日)セールが非常に重要だと語った。遠百信義A13では17日から毎週金~日曜に集客のため、4階フードコート天井のデジタルランタンに願い事を投影できるイベントを行う。
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