ニュース 金融 作成日:2020年4月16日_記事番号:T00089444
各銀行の統計によると、第1四半期のクレジットカード決済総額は7,197億台湾元(約2兆6,000億円)で、前年同期比3%減だった。同期として十数年ぶりの前年割れだ。新型コロナウイルスの感染拡大で観光・旅行、海外での消費によるクレジットカード利用が減少した。16日付工商時報が報じた。
決済額首位は国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)で、1,181億元だった。同行によると、このうち飲食店の宅配代行サービス(フードデリバリーサービス)のアプリを通じた利用が6億元余りと、前年同期の4倍に増えた。巣ごもり商機で、インターネット通信販売や医薬品・コスメでの消費はそれぞれ2~4割増え、量販店での自炊用の食材や日常品購入は1割以上増えた。
2位は玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)で1,108億元、3位は中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)で1,038億元だった。
3月のクレジットカード決済総額は約2,282億元で、前年同月比4.5%減だった。
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