ニュース 電子 作成日:2020年4月16日_記事番号:T00089445
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が16日発表した第1四半期の純利益は、前期比0.8%増、前年同期比90.6%増の1,169億8,700万台湾元(約4,200億円)で、四半期ベースの過去最高を更新した。中央社電が伝えた。
第1四半期の連結売上高は3,105億9,700万元で、前期比2.1%減、前年同期比42%増だった。消費者向け電子製品関連の売上高が前期比44%増の大幅増となった他、モノのインターネット(IoT)向けが8%増、高性能計算(HPC)が3%増だった。スマートフォン向けは9%減だった。
製造プロセス別の売上高構成比は、▽7ナノメートル、35%▽10ナノ、0.5%▽16ナノ、19%──だった。
粗利益率は51.8%で、前期比1.6ポイント上昇した。従来予測の48.5~50.5%を上回った。営業利益率は41.4%、純利益率は37.7%だった。
同社は、第2四半期の売上高見通しは101億~104億米ドルと、前期比で横ばいと予測した。モバイル端末向け需要は弱含むが、第5世代移動通信(5G)インフラ整備とHPC関連製品の需要で相殺されるとみている。
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