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《新型肺炎》1時間で新型コロナ判定、工研院が検査キット開発


ニュース 医薬 作成日:2020年4月16日_記事番号:T00089452

《新型肺炎》1時間で新型コロナ判定、工研院が検査キット開発

 工業技術研究院(工研院、ITRI)は15日、定量的ポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)を利用し、新型コロナウイルスの感染の有無を1時間で判定できる、検査キット「核酸分子検出システム(疫開缶)」を発表した。検査時間を現行の4分の1に短縮できる。精度は90%以上で、体内のウイルス量が少ない感染初期(0~7日)でも検出できる。16日付工商時報が報じた。

/date/2020/04/16/09itir_2.jpg缶の形状の分散型の「モバイル実験室」として、医療機関、入境時の検疫などの第一線の場所で活用可能だ(工研院リリースより)

 同検査キットは600グラムと、従来の検査装置の57分の1の重さで、持ち運びしやすいのも特長だ。

 工研院は同検査キットの量産に向け、国防医学院予防医学研究所やメーカー4社と協力を進めており、7月末の技術移転、量産を目指している。