ニュース その他分野 作成日:2020年4月16日_記事番号:T00089457
台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)が15日発表した上場企業の董事、監察人の報酬統計によると、昨年赤字決算だった159社で董事、監察人に報酬が支払われたことが分かった。16日付蘋果日報が伝えた。
最高は巨額赤字を計上したスマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)で、董監事1人当たり448万8,000台湾元(約1,600万円)が支払われた。液晶パネル大手の友達光電(AUO)では董監事1人当たり平均321万7,000元、自動車大手の裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)でも258万7,000元が支給された。
HTCは「董事には固定額の報酬が支払われている。定款には黒字か赤字かを問わずに報酬を支払うとの定めがある。報酬は董事会が董事の経営参加の度合いや貢献価値に基づき、同業者の水準を参考にしながら定めており、税引き後損益とは特に関連性がない」と説明した。
董事、監察人の報酬が1人当たり1,000万元を超えた企業は22社あり、金融持ち株会社の中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)が7,279万元で、前年の国巨(ヤゲオ)に代わりトップとなった。2位は台湾積体電路製造(TSMC)の4,387万元、3位は大立光電(ラーガン・プレシジョン)の3,490万元だった。
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