ニュース 電子 作成日:2020年4月17日_記事番号:T00089470
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、第2四半期のテレビ用パネル出荷枚数予測は6,575万枚と、前期比2.3%増加、前年同期比7.1%減少する見通しだ。新型コロナウイルスの感染が欧米やアジア新興国で急速に拡大しており、最終製品販売が低迷するとみられるためだ。17日付工商時報などが報じた。
ウィッツビューは一方で、現段階で生産ラインの稼働率を引き下げるのは最善ではないと指摘した。▽多くのサイズの製品でオファー価格が生産コストを上回っており、稼働率を下げると利益を最大化できない▽テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)の増加で情報技術(IT)製品用パネル需要が高まっている▽サムスンディスプレイ(SDC)が第4四半期に液晶パネル生産から撤退する計画で、市場シェア変動が予想される中、シェア拡大に動く競合の中国メーカーが稼働率を下げる可能性はほとんどない──ことが理由だ。
第1四半期のテレビ用パネル出荷枚数は6,425万3,000枚で前期比12%減少、前年同期比8.2%減少した。3月は2,337万1,000枚で、前月比16.4%増加した。
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