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《新型肺炎》「団結力で感染防止に成功」、蔡総統がタイム誌に寄稿


ニュース 社会 作成日:2020年4月17日_記事番号:T00089486

《新型肺炎》「団結力で感染防止に成功」、蔡総統がタイム誌に寄稿

 蔡英文総統はこのほど、米タイム誌最新号に「わが国はいかにして新型コロナウイルス流行症の大爆発を防いだか」と題する文章を寄稿した。これまで台湾で講じられてきた具体的な対策を紹介するとともに、人民が団結し、難局を乗り切るために手を取り合ったことが感染拡大の防止につながっていると強調した。17日付蘋果日報が報じた。

 タイム誌は毎年4月中旬に「世界で最も影響力のある100人」のリストを発表しているが、今年は新型コロナウイルス感染が全世界に拡大する現状を受け、過去に同リストに選ばれた人物からの寄稿を集めた「希望を見いだす」と題する特集に変更。その中にダライ・ラマ14世や元ソ連大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏などと並び、2016年に同100人に選ばれた蔡総統も寄稿した。

 蔡総統は、政府、医療の専門家、民間企業および社会全体が団結して国を守ることに成功したと説明。その上で台湾は世界保健機関(WHO)や国際連合から不当に排除されているが、それでもわれわれが持つ製造、医療、技術面での強みを生かし、世界と協力することを望んでいると記し、最後に「Taiwan Can Help(台湾が力になれる)」と結んだ。

 蔡総統は米経済誌フォーブスで先日、防疫対策で成果を上げている女性リーダーとして取り上げられたところだ。