ニュース 公益 作成日:2020年4月20日_記事番号:T00089495
風力発電用部品大手の永冠能源科技集団(YGG)はこのほど、台中港工業専業区での鋳造、加工、塗装の一貫工場設置計画について、4月末に台中市政府に建設申請を行うことを決定した。2022年の竣工(しゅんこう)予定。投資額は50億台湾元(約179億円)余りへと、当初計画の35億元から拡大した。18日付工商時報が報じた。
永冠能源によると、同社は独シーメンス傘下のシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)と、三菱重工業とデンマークのヴェスタス社の合弁、MHIヴェスタスオフショアウィンド(MVOW)の風力発電設備大手2社から、9.5~10メガワット(MW)の大型風力発電機向け鋳造部品を受注している。
永冠能源の主管は、世界各地の洋上(オフショア)風力発電産業の景気が回復しており、欧州顧客からの受注に新型コロナウイルスによる影響は出ていないと説明。同社は風力発電機向け鋳造部品の今年の出荷目標を、前年比10~20%増の18万~19.6万トンに設定しており、現時点で修正を行っていない。
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