ニュース 電子 作成日:2020年4月20日_記事番号:T00089501
中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)は、傘下で電子部品など生産の深圳比亜迪微電子(BYDマイクロエレクトロニクス)の社名を「比亜迪半導体」に変更し、半導体の設計、6インチウエハーでの生産、パッケージング・テスティング(封止・検査)と垂直統合を展開すると発表した。20日付経済日報が報じた。
BYDの計画によると、比亜迪半導体は▽台湾積体電路製造(TSMC)▽聯華電子(UMC)▽サムスン電子▽中芯国際集成電路製造(SMIC)──など先進製造プロセスを抱えるファウンドリー大手とは競合せず、成熟プロセスによる車載用の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)などパワー半導体の生産に注力する。このため、台湾の中堅ファウンドリーの▽台湾茂矽電子(モセル・バイテリック)▽漢磊先進投資控股(エピシル・ホールディング)▽嘉晶電子(エピシル・プレシジョン、EPI)──などが影響を受ける見通しだ。
BYDの電子機器受託生産事業で競合だった鴻海精密工業も近年、半導体事業を強化している。
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