ニュース 医薬 作成日:2020年4月20日_記事番号:T00089509
保健機能食品メーカー、大江生医(TCI)は、新型コロナウイルス検査装置の生産で鴻海精密工業と提携すると明らかにした。TCIが13日、定量的ポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)技術を利用した同ウイルス検査装置「QVS-96」を発表した翌日、鴻海創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏がTCIを訪れ、両社の提携が決まったという。郭氏は、QVS-96は需要が期待でき、TCIの量産を支援すると表明したようだ。20日付蘋果日報が報じた。
TCIは、各国の検疫部門と協力し、新型コロナウイルスの感染拡大を防止できるよう貢献したいと表明した(TCIリリースより)
QVS-96はTCI傘下の大江基因医学(TCI GENE)が開発した。新型コロナウイルスを全自動で検出可能で、精度は99.99%。わずか50分で96検体の検査結果が判明するとうたう。
鴻海は中国、台湾、日本、米国などで医療用マスクを生産している。また今月8日には、アイルランドの医療機器メーカー、メドトロニックと提携し、パネル工場などの建設を進める米ウィスコンシン州で人工呼吸器を生産すると明らかにしていた。
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