ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年4月21日_記事番号:T00089522
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は20日、6月の台湾域内向けの鉄鋼製品価格を平均1.68%引き下げると発表した。今年最大の値下げ幅だった。うち熱延価格は1トン当たり900台湾元(約3,200円)、6%引き下げ、値下げ幅が過去4年5カ月で最大となった。21日付経済日報が報じた。
CSCは4カ月連続の赤字で、2~3月の赤字額は20億元に達した。証券会社は、CSCは値下げによって、上半期は赤字が続くと予測した。
翁朝棟董事長は、新型コロナウイルスの影響は予測を上回っていると指摘した上で、川下の自動車メーカーが世界で相次いで生産を停止しており、鉄鋼需要が低迷していると説明した。鉄鋼市場では先行指標となる銅価格が上昇し始めており、4月末以降、徐々に回復が期待できるとの見通しを示した。
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