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中華航空の全従業員、5月より15%以上減給


ニュース 運輸 作成日:2020年4月21日_記事番号:T00089536

中華航空の全従業員、5月より15%以上減給

 中華航空(チャイナエアライン)は20日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による大幅な旅客便運休を受け、労働組合、中華航空企業工会と協議を行い、5月より3カ月間、出勤日を週1日相当減らす他、全従業員の給与を15~25%削減することで合意した。21日付工商時報などが報じた。

 減給率は▽1級以上の上級幹部、25%▽その他の幹部、20%▽一般従業員、15%──で、約1万2,000人が対象となる。1カ月当たり約1億6,000万台湾元(約5億7,400万円)の人件費削減を見込む。

 同社は2月16日より幹部の給与1割カットを実施した他、従業員の私用休暇、休職(給与支給なし)の申請条件を緩和するなどして人件費削減に取り組んできた。

 同社は21日、パイロットが加入する労組と労使協議を行う。