ニュース 電子 作成日:2020年4月22日_記事番号:T00089547
半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)の蔡篤恭董事長は21日、新竹科学園区(竹科)での第3工場建設計画について、天候不良と新型コロナウイルス感染拡大の影響で工期が1~2四半期遅れ、完成は第4四半期になるとの見通しを明らかにした。22日付経済日報が報じた。
蔡董事長は、来年第1四半期にサンプル出荷予定と説明した。既に入っている受注への対応のため、急きょ第2工場の生産ラインを増設する。
竹科第3工場では、▽第5世代移動通信(5G)▽人工知能(AI)▽バイオテクノロジー▽自動運転車▽スマートシティー▽モノのインターネット(IoT)──などの分野向けのファンアウト・パネルレベルパッケージング(FOPLP)を手掛ける。総投資額は500億台湾元(約1,790億円)。
洪嘉金俞総経理は、新型コロナウイルス感染拡大によるテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)需要拡大などで、第2四半期の汎用(はんよう)DRAMパッケージングはフル稼働状態で、NAND型フラッシュメモリー関連ではソリッドステートドライブ(SSD)向けを非常に好感していると説明した。
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