ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年4月22日_記事番号:T00089560
4月1~20日の新車登録台数は1万2,926台で前月同期比33%減、前年同期比16.9%減だった。業界関係者は、新型コロナウイルス感染拡大当初は、公共交通機関利用を控えるために新車購入意欲が高まっていたが、企業の減給や解雇、「減班休息」(景気を理由とした労働時間削減。いわゆる「無給休暇」。実際には有給を含む)などのニュースが相次ぎ、購入意欲が低下していると分析した。22日付経済日報などが報じた。
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は、4,369台で前年同期比12.4%減、4位の裕隆日産汽車は784台で48.8%減だった。
和泰汽車は、4月の業界全体の新車登録台数は3万2,000台と、前月より5,000台減少し、前年同月を下回ると予測した。
欧米部品が懸念材料
フォード車製造の福特六和汽車(フォード六和モーター)は、欧米からの部品供給が滞り、22日より桃園市の中壢工場の稼働を停止する。
和泰汽車は、前月よりスポーツ用多目的車(SUV)「CH-R」など輸入車の供給が減少しているが、台湾生産車は4月末まで通常通り供給できると説明した。
裕隆日産は、先月は部品不足が原因で人気モデル「キックス」のディーラーへの供給が400台減少したが、今月は部品不足が解消し、供給は回復したと説明した。ただ、受注は減少しており、5月は欧米からの部品調達が懸念事項だ。
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