ニュース 商業・サービス 作成日:2020年4月23日_記事番号:T00089566
飲食店の販売時点情報管理(POS)ソリューションを手掛ける資厨管理顧問(iCHEF、アイシェフ)の調査によると、同社POSを利用する主要5都市の飲食店(1,260店)の売上高は、清明節連休(2~5日)期間、前年同期比23%減少した。新型コロナウイルス感染拡大による影響が深刻で、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時の最低値17.5%減(経済部統計処の統計)より深刻だった。23日付工商時報が報じた。
清明節連休前に政府の社会的距離(ソーシャルディスタンス)確保政策が発表されたため、228和平紀念日(2月28日)連休の前年同期比13.1%減からさらに悪化した。
同社の分析によると、中価格帯(客単価200~600台湾元、約700~2,100円)の飲食店に会食需要が移っており、清明節連休の売上高減少幅は前年同期比12.4%と最も小さかった。高価格帯(600元~)は25.7%減、低価格帯(~200元)は19.4%減だった。
時間帯別では、夕食時間帯が前年同期比24.6%減だったのに対し、朝食時間帯は13%減にとどまった。業態別では、中華料理が25%減に達したのに対し、滋養強壮に良いとされる韓国料理は1.2%減にとどまった。
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