ニュース 電子 作成日:2020年4月23日_記事番号:T00089569
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が発表した2019年の年次報告書によると、劉徳音(マーク・リュウ)董事長と魏哲家総裁の昨年の報酬は2億9,300万台湾元(約10億5,000万円)に上った。報酬が5,000万~1億元の上級管理職は24人に上った。23日付経済日報が報じた。
TSMCは昨年、7ナノメートル製造プロセス製品の受注が大幅に増えたことにより、半導体産業全体の景気が低迷する中で連結売上高が1兆700億元と、10年連続で過去最高を更新した。純利益は3,452億6,000万元、前年に次ぐ過去2番目の高水準となり、役員と幹部の報酬が引き上げられた。
TSMCは昨年通年で過去最高となる1株当たり計9.5元の現金配当を行った。同社は、現時点で新型コロナウイルスによる影響は受けておらず、財務状況は健全などとして、今年の現金配当は少なくとも10元に達するとの見通しを示した。
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