ニュース 公益 作成日:2020年4月23日_記事番号:T00089588
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は22日、台湾電力(台電、TPC)の大潭火力発電所(桃園市観音区)7号機の蒸気タービン発電設備を、三菱商事と共同受注したと発表した。同社は蒸気タービン1基、発電機1基ならびに補機・補修部品を供給する。
蒸気タービン(イメージ)。MHPSは、今後もGTCC発電システム化などで、電力の安定供給に寄与、エネルギーの脱・低炭素化を促進する(リリースより)
2018年から運転しているガスタービン・シンプルサイクル発電方式を、ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)化することで、発電能力を現在の約60万キロワット(kW)から約90万kWまで50%向上させる。GTCCでの運転開始は23年11月の予定。
MHPSはこれまで、同発電所の1~6号機で出力総計420万kWのGTCC発電設備を納入している。13年に通霄発電所(苗栗県通霄鎮)向け260万kWのGTCC発電設備を受注した。
大潭発電所は、天然ガスだき発電所としてはアジア最大級を誇る。台湾の総発電量の75%を担うTPCでは、台湾全土で円滑に電力を供給できるよう発電設備の能力増強が進められている。
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