ニュース その他分野 作成日:2020年4月24日_記事番号:T00089619
行政院は23日、新型コロナウイルス感染拡大による打撃緩和対策の特別予算を1,500億台湾元(約5,400億円)増額することを閣議決定した。全額を起債で賄う。24日付工商時報が伝えた。
朱主計長(左)は、公益くじの販売が落ち込んでいるため、販売店に毎月1万元を3カ月間補助すると説明した(23日=中央社)
追加予算のうち、感染防止対策に165億元、支援策や経済振興に1,335億元を充てる。これにより、政府による特別予算は合計で2,100億元規模となる。
行政院主計総処の朱沢民主計長は、特別予算の施行による経済成長率押し上げ効果は0.9ポイントで、今年の経済成長率が1.3~1.9%になると予想した。
市民の消費刺激策には111億元を計上した他、新たに公益彩券(公益くじ)代理店に対する支援に5億元を計上した。
担当官庁別では経済部(774億4,000万元)を筆頭に、労働部(310億2,000万元)、衛生福利部(衛福部)(198億3,000万元)、交通部(131億3,000万元)などが続く。
特別予算案は24日に蘇貞昌行政院長が立法院で報告を行い、委員会での審査、与野党折衝を経て、早ければ5月8日にも成立の見通しだ。
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