ニュース 商業・サービス 作成日:2020年4月24日_記事番号:T00089620
経済部統計処が23日発表した統計によると、飲食業の3月売上高は519億台湾元(約1,900億円)で前年同月比21%減と、単月として1999年の調査開始以来で最大の減少幅となった。統計処は、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、海外からの観光客が急減し、市民も外出や会食、宴会などを控えたためと分析した。24日付経済日報が報じた。
飲食業の第1四半期売上高は1,928億元で前年同期比6.6%減と、重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した2003年第2四半期以降で最大の減少幅だった。
統計処が企業に対して実施した調査によると、飲食業の4月売上高は新型コロナウイルスで160億元が失われ、前年同月比16.2~19.2%減少する見通しだ。
百貨店、21%減収
小売業の3月売上高は2,906億元で前年同月比3.4%減だった。そのうち百貨店業は193億元で21.6%減と、同月で過去最大の減少幅だった。一方、▽スーパーマーケット、211億元(30%増)▽量販店、193億元(20.7%増)▽コンビニエンスストア、278億元(5%増)──は増加した。
小売業の第1四半期売上高は9,245億元で、前年同期比0.6%減だった。
卸売業、7%増収
卸売業の3月売上高は9,054億元で、前年同月比7.9%増だった。うちパソコン、モバイル端末、機械などを含む機械器具業は3,753億元で19%増だった。新型コロナウイルス感染症の流行で出荷が1~2月から3月にずれ込んだこと、顧客が調達を前倒したことなどが要因だ。
卸売業の第1四半期の売上高は2兆4,656億元で、前年同期比2%増だった。
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