ニュース その他製造 作成日:2020年4月24日_記事番号:T00089621
経済部統計処が23日発表した3月の工業生産指数は115.08ポイントで前年同月比10.41%上昇と、2カ月連続のプラス成長だった。第5世代移動通信(5G)などの半導体需要、新型コロナウイルス感染拡大によるテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)関連需要が主因だ。24日付工商時報などが報じた。
工業生産指数の9割以上を占める製造業生産指数は116.43ポイントで前年同月比11.09%上昇と、2カ月連続のプラス成長だった。
うち電子部品業は前年同月比26.04%上昇の131.88ポイントで、過去最高だった。うち半導体業は40.26%上昇し、147.34ポイントで過去最高だった。液晶パネルと部品業は1.1%下落したものの、下落幅は過去1年5カ月で最も小さかった。
コンピューター・電子製品・光学製品業は164.5ポイントで前年同月比22.16%上昇した。中国工場の再稼働で、モバイル端末のカメラレンズ生産が増えた。テレワークなどで、サーバー、ルーターなどの生産も増えた。
自動車と部品業は95.2ポイントで前年同月比2.06%上昇した。機械設備業は102.44ポイントで3.32%下落した。
4月もプラス成長予測
第1四半期の工業生産指数は前年同期比8.85%上昇の107.77ポイント、製造業生産指数は9.36%上昇の108.89ポイントだった。
経済部は、5G需要などで4月の製造業生産指数は前年同月比3.5~9.7%上昇と予想した。
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