ニュース その他分野 作成日:2020年4月27日_記事番号:T00089637
台湾経済研究院(台経院、TIER)は24日、2020年の域内総生産(GDP)成長率予測を1.58%へと、1月時点の予測より1.09ポイント下方修正した。台経院の張建一院長は、新型コロナウイルス感染症の打撃は第2四半期が底で、下半期は徐々に回復すると予測した。流行が収束に向かえば、上方修正する可能性もある。25日付経済日報などが報じた。
四半期ごとのGDP成長率予測は▽第1四半期、2%▽第2四半期、0.3%▽第3四半期、1.56%▽第4四半期、2.4%──。
国際通貨基金(IMF)が台湾の20年GDP成長率予測をマイナス4%に下方修正したことについて張院長は、台湾の実情を把握していないと述べた。▽台湾の新型コロナウイルス感染拡大防止策は適切で、感染拡大による経済への打撃は比較的小さい▽政府は適切なタイミングで、市民や産業への救済措置を打ち出している──他、▽ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)をはじめ、ハイエンドの半導体需要が依然力強い▽最近は金融市場が安定している──と指摘した。
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