ニュース 石油・化学 作成日:2020年4月27日_記事番号:T00089649
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)は、台湾での長繊維強化プラスチック(LFT)生産、中国でのプリント基板(PCB)、ガラスクロス、建築用プラスチックフィルム・シート生産、米国でのプラスチックフィルム生産などに、2年で703億5,000万台湾元(約2,500億円)を投じる予定だ。27日付工商時報が報じた。
嘉義県新港工場では、年産能力5,000トンのLFT生産ラインを設置する計画。2021年1月の稼働を予定する。中国では、▽江蘇省昆山市のPCB工場(年産能力271万2,000平方フィート)、21年2月稼働予定▽広東省恵州市のガラスクロス工場(1億1,700万メートル)、21年9月稼働予定▽江蘇省南通市のプラスチックフィルム・シート工場(1,920万ヤード)、21年9月稼働予定──。米国のプラスチックフィルム工場(14万4,000トン)は21年11月に稼働予定だ。
南通市での投資計画のうち、ポリ塩化ビニル(PVC)フィルム・シートは年産能力を900万ヤード増強し、主に中国の自動車向け市場に供給。新型コロナウイルス感染症の流行終息後の商機獲得を狙う。
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