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《新型肺炎》交通部の道路情報アプリ、観光地の混雑状況も追加


ニュース 社会 作成日:2020年4月27日_記事番号:T00089650

《新型肺炎》交通部の道路情報アプリ、観光地の混雑状況も追加

 交通部が提供する高速道路の状況を確認できるアプリ「高速公路1968」(https://1968.freeway.gov.tw/)に、新型コロナウイルス感染が懸念される人の多い場所を市民が回避できるよう、観光スポットなどの混雑状況を示す信号機能が追加された。▽国家公園▽夜市(ナイトマーケット)▽寺院・廟(びょう)──を含む全土234カ所で、▽緑(正常)▽黄色(やや多い)▽赤(混雑、入場制限実施)──の3段階で混雑状況が表示される。10分ごとに更新される。27日付聯合報が報じた。

/date/2020/04/27/18app_2.jpg交通部の林部長は、個人情報流出はないと強調した(26日=中央社)

 新機能は、労働節(メーデー、5月1日)連休(1~3日)の人出増加を想定して導入された。パソコン版は既に利用でき、アップルの基本ソフト(OS)「iOS」版もダウンロード可能になっている。アンドロイド版は28日にリリースされる。

 交通部の林佳龍部長によると、新機能は各観光スポットの最大収容人数を基に、通信キャリア最大手の中華電信の携帯電話ユーザーデータやビッグデータ分析技術を使用して信号システムを構築した。