ニュース 社会 作成日:2020年4月27日_記事番号:T00089655
長年香港で中国共産党体制を批判する書籍を出版、販売し、2015年の店長拉致騒動を経て閉鎖に追い込まれた「銅鑼湾書店」が25日、台湾で復活を遂げ、台北市中山区で予定通りに営業を開始した。26日付自由時報が伝えた。
林店長は、台湾に来られたのは台湾政府の支援のおかげで、自分だけでなく香港の多くの若者も台湾に来ており、香港人は台湾にとても感謝していると語った(25日=中央社)
林栄基店長は「台湾による支援に感謝する。台湾は香港にとって最後のとりでだ。中共(中国共産党)政権への対抗は3年、5年という短期にとどまらず、長期にわたる抗戦となる。書店を開いたのも中共政権に対する反抗が理由だ」と述べた。
開業直前には「銅鑼湾書店」という法人名が他人に先に登録され、使用中止を要求する弁護士の文書が届いた他、21日には林店長がペンキをかけられる騒ぎがあった。
開店初日には記念行事は行われなかったが、面積20坪足らずの店内には内外のメディアや市民が多数詰め掛けた。政界からは蔡英文総統が花かごを送り、游錫堃立法院長らが祝賀のために来店した。
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