ニュース 電子 作成日:2020年4月28日_記事番号:T00089658
積層セラミックコンデンサー(MLCC)世界最大手、村田製作所のグループ会社である富山村田製作所(富山市)で25日、工場勤務の従業員1人に新型コロナウイルス感染が確認され、26日まで操業停止となった。村田製作所のグループ会社が従業員の感染を受け操業停止となったのは今月3度目。28日付経済日報によると、業界では、川下メーカーが安定供給を確保するため、国巨(ヤゲオ)、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)などの台湾メーカーに発注先を切り替えるとの見方が浮上している。
富山村田製作所は主にスマートフォン向け圧電製品、センサーを生産している。村田製作所は、在庫は十分にあり、顧客の納期に影響はないと説明した。
MLCCなどの受動部品市場は、供給が逼迫(ひっぱく)している。業界関係者は、日本の新型コロナウイルス感染拡大が続き、村田製作所の工場が再び操業停止となれば、市場の供給に影響を与えるとの懸念を示した。
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