ニュース 電子 作成日:2020年4月28日_記事番号:T00089660
米ウォールストリート・ジャーナルによると、アップルのスマートフォン、iPhone新製品発売が今年は1カ月前後遅れるとの観測が出ている。アップルは今年、同社初の第5世代移動通信(5G)対応iPhoneを含め4モデルの新製品を投入するとみられているが、新型コロナウイルスの影響を受けて世界的に需要が低下している他、サプライチェーンに混乱が生じていることから量産に遅れが出る見通しだ。28日付経済日報が報じた。
これによりiPhoneの組み立てを手掛ける鴻海精密工業と和碩聯合科技(ペガトロン)、プロセッサーの生産を受託する台湾積体電路製造(TSMC)、カメラレンズを供給する大立光電(ラーガン・プレシジョン)といった台湾メーカーの出荷にも影響が出る恐れがある。
iPhone新製品は例年、9月中旬に発表、同月下旬に発売されるため、初夏に量産が始まり、8月前後に在庫の積み上げが完了する。
消息筋によると、今年下半期iPhoneの生産量は20%減少する見通しで、減少した生産量が来年に先送りされるかは不透明な状況だ。
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