ニュース その他分野 作成日:2020年4月28日_記事番号:T00089672
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心、RCTED)が27日発表した4月の消費者信頼感指数(CCI)は、前月比5.12ポイント下落、前年同月比11.94ポイント下落の73.39ポイントと、3カ月連続で下落し、2013年2月以降で最も低かった。28日付工商時報が報じた。
CCIを構成する6項目全てが下落し、いずれも100ポイントを下回る「悲観傾向」だった。台経中心は、海軍の敦睦遠航訓練支隊で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことで、消費者の不安が高まったと分析した。
就業機会、過去10年で最低
「今後半年間の就業機会」は前月比3.45ポイント下落の81.8ポイントで、過去10年で最も低かった。台経中心は、新型コロナウイルスの影響で企業の「減班休息」(景気を理由とした労働時間削減。いわゆる「無給休暇」。実際には有給を含む)が増えているためと指摘した。
他5項目は、▽今後半年間の株式投資機会、44.1ポイント(前月比9.6ポイント下落)▽今後半年間の耐久消費財購入機会、97.55ポイント(6.9ポイント下落)▽今後半年間の物価水準、41.95ポイント(4.8ポイント下落)▽今後半年間の家庭経済、88.55ポイント(3.4ポイント下落)▽今後半年間の台湾経済景気、86.4ポイント(2.55ポイント下落)──だった。
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