ニュース 政治 作成日:2020年4月28日_記事番号:T00089674
オランダの台湾における事実上の在外公館の役割を果たしてきた「オランダ貿易投資弁事処」が27日、「オランダ在台弁事処(Netherlands Office Taipei)」に名称を変更した。貿易や投資に限らず、全方位的に台湾との実質的な関係を強化する方針の表れとみられ、台湾側も歓迎している。
ウィティヒ代表(中)から台北市立聯合医院の医療関係者にチューリップが贈られた(27日=中央社)
28日付自由時報によると、名称変更はオランダの祝日「国王の日」に合わせて発表された。新型コロナウイルス感染症の流行に配慮し、祝賀行事は中止されたが、オランダから空輸された3,999本のチューリップが台湾の医療関係者らに贈られ、ウィティヒ代表が自ら名称変更を宣言した。
ウィティヒ代表は「貿易投資という文字を省くことで、減ったことよりも増えたことの方が多い」と述べた。ロゴやウェブサイトも更新された。呉釗燮外交部長は同日午前、ウィティヒ代表と会見し、「名称変更は台湾とオランダの関係の前向きな発展だ」と評価した。
蘋果日報などによると、オランダは1981年に「オランダ貿易促進会台北弁事処」を設置。88年に「オランダ貿易促進会台北貿易投資弁事処」に、90年に「オランダ貿易投資弁事処」に改称していた。
近年では▽英国▽オーストラリア▽日本──が、台湾での出先機関の名称を変更している。
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)にも、オランダへのマスク寄贈のお礼として、チューリップと名物のキャラメルパンケーキが贈られた。指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長(中)(27日=中央社)
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