ニュース 社会 作成日:2020年4月28日_記事番号:T00089676
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)専家諮詢小組(専門家諮問グループ)の張上淳召集人は27日、先週退院が許可された新型コロナウイルス感染症による入院患者が、退院後、再び陽性に転ずる事例が発生したと明らかにした。退院前のウイルス検査では3回連続で陰性が確認されており、台湾では初の事例となる。張召集人は、感染後期のサンプルには陽性と陰性を行き来する事例が多く見られると指摘した。28日付蘋果日報が報じた。
張召集人は、60日以上にわたって3回連続で陰性にならない患者が2人いると明かした(27日=中央社)
患者は退院後、胸の圧迫感を訴えて医療機関を受診し、再度陽性が確認された。濃厚接触者に対しては隔離措置が取られている。張召集人は、非常に弱いウイルス反応の検出だったことから、他人への感染機会はほとんどなかったとみている。
張召集人は、当初は国際基準に従い2回連続陰性後に退院を認めていたが、2回検査後の退院前までの期間で再度陽性になる患者が複数いたことから、慎重を期すために3回連続陰性での隔離解除に切り替えていたと説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722