ニュース 金融 作成日:2020年4月29日_記事番号:T00089684
金融監督管理委員会(金管会)の28日発表によると、台湾資本の銀行が、新南向政策の対象18カ国の拠点(支店、子行=現地銀行)で第1四半期に得た税引き前利益は26億7,000万台湾元(約95億2,000万円)で、前年同期比15.2%減少した。新型コロナウイルス感染拡大の影響でシンガポール拠点の税引き前利益が2億5,000万元と71.9%減少したことが主因だ。29日付工商時報が報じた。
銀行主管は、シンガポールは新南向政策対象国の中でも感染拡大が特に深刻で、多くの企業が打撃を受けたことで台湾資本の銀行の融資、投資に影響が出たと指摘。第2四半期の利益も楽観視できないとした。
国別の拠点の税引き前利益は▽カンボジア、7億9,000万元(前年同期比38.5%増)▽ベトナム、7億4,000万元(14.9%減)▽オーストラリア、3億5,000万元──の順に高かった。前年同期割れとなったのはシンガポールとベトナムのみ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722