ニュース 農林水産 作成日:2020年4月29日_記事番号:T00089685
新北市各行政区の農会(農協)直売店では、フェイスブック(FB)や公式ウェブサイトなどを通じたライブ配信やオンライン販売を強化しており、新型コロナウイルス感染症流行を受け、以前にも増して利用が伸びている。全25農会の直売店の3月売上高合計は、前年同月比24%増の成長を見せた。29日付中国時報が報じた。
新北市政府農業局は、市内の全25農会の直売店にインターネットからワンステップでアクセスできるようにする「美味農業ドライブスルー」計画を推進し、農会直売店のオンラインプラットフォーム利用、オンラインでの商品受け取り予約や宅配サービスの導入を支援しており、実店舗での客足減を補うことを目指す。
深坑区農会の直売店では、世界的な感染拡大を受け、台東県や高雄市大樹郷など各産地の野菜・果物の輸出が滞っていることから、FBのファンページを利用した団体販売の予告を始めた。コメント欄で返信すれば店舗での受け取りが可能で、価格が割安なこともあり、毎回1時間以内に完売する好評ぶりだ。
土城区農会では、3月からFBのファンページを通じた調理のライブ配信を行っている。農産品の特売を行ったところ延べ3,000人以上のクリックがあった。
三重区農会の3月売上高は前年同月比38.75%増加し、25農会のうち最大の伸び幅だった。蘆洲区農会は27%増加した。
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