ニュース その他分野 作成日:2020年4月29日_記事番号:T00089687
信用調査会社、中華徴信所企業(CRIF)が28日発表した最新レポートによると、台湾の上場企業による中国投資事業の2019年利益は合計3,744億台湾元(約1兆3,300億円)で過去最高を更新し、10年前に比べ2倍以上に成長した。29日付工商時報が報じた。
同レポートによると、19年に中国投資を行った台湾の上場企業は4,696社で、うち半数強に当たる2,402社が利益を上げた。利益が1億元を超えたのは約26%に当たる624社、5,000万元以上は4割近かった。
台湾上場企業の中国投資利益は、過去10年のうち9年は電子業界が全体の60%以上を占めていた。19年は▽セメント▽食品類▽プラスチック類▽電機類──業界の利益が予想以上に好調だった。
鴻海傘下FII首位
中国子会社別では、▽1位、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)、689億元▽2位、富泰華工業(深圳)、129億元▽4位、鴻富錦精密工業(深圳)、86億元──と鴻海科技集団(フォックスコン)傘下企業が5位中、3社を占めた。
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