ニュース 建設 作成日:2020年4月29日_記事番号:T00089700
蘇貞昌行政院長は28日、政府系企業や政府機関のトップを集めた会議で、1,600億台湾元(約5,700億円)規模の公共工事の発注を前倒しするよう命じた。新型コロナウイルスによる経済への打撃緩和が目的だ。29日付工商時報が報じた。
会議には▽台湾中油(CPC)▽台湾電力(台電、TPC)▽台湾自来水(台水)──の董事長、および▽経済部水利署▽内政部営建署▽交通部高速公路局▽公路総局▽台湾鉄路局(台鉄局)▽台湾港務(TIPC)▽桃園国際機場公司──など公共工事を担う機関のトップが出席した。
蘇行政院長は、公共工事の着手を早めることができるよう、例年6~7月に開始していた経費投入を前倒しすべきと指摘した。
2020年度の公共工事予算は約5,365億元。予算執行率を95%へと前年の93%から高めることができれば、執行額は966億元増加し、経済の立て直しに大きく貢献すると見込まれる。
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