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飲食業見通し不透明、屋台も大幅減収


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年4月30日_記事番号:T00089714

飲食業見通し不透明、屋台も大幅減収

 台湾では、新型コロナウイルスの新たな感染確認が5日連続のゼロとなったが、飲食・観光業への打撃は大きく、いつ改善するのか先行きが見えない状況だ。影響は小吃(屋台料理)店にも及んでおり、観光客に人気の「阿宗麺線」西門店は、売上高が1~2割にまで落ち込んでいる。30日付聯合報が報じた。

 「ミシュランガイド台北」で2年連続一つ星を獲得した台北市の広東料理レストラン「大三元酒楼(スリー・コインズ)」が4~5月の営業を一時休止、高雄市の老舗江浙料理レストラン「祥鈺楼」が3月から休業するなど、台湾全土で有名レストランの休業・閉店が相次いでいる。

 祥鈺楼経営者の朱金鴻氏は、17年前の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行の際は、2カ月の休業後、営業を再開できたが、今回はいつ再開できるのか分からないと語った。感染症流行が収束したとしても、すぐの景気回復は難しいと、飲食業界は先行きを悲観している。