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北米の半導体設備受注額、05年以来最低


ニュース 電子 作成日:2008年7月21日_記事番号:T00008972

北米の半導体設備受注額、05年以来最低

 
 国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は18日、6月の北米地区における半導体設備の出荷受注比率(B/Bレシオ)は0.85となり、5月の0.79よりやや回復したと発表した。受注額は2005年以来最低を記録した。19日付工商時報が伝えた。
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 SEMIによると、第2四半期の半導体設備の受注額は月平均10億3,000万米ドルとなる、3~5月より小幅減少。前年同期(同16億1,000万米ドル)と比べると36%の大幅減となった。

 一方、第2四半期の出荷額は同12億1000万米ドルで、3~5月に比べ8%、前年同期に比べ31%減少した。

 半導体業界ではDRAMやNAND型フラッシュメモリーの価格下落が続いており、現時点で増産計画はなく、設備投資は伸び悩む見通しだ。SEMIが米西海岸で開いた半導体見本市「セミコン・ウエスト」でも半導体設備業者の受注は依然低迷しており、年内は受注減が続くとみられる。