ニュース 電子 作成日:2020年4月30日_記事番号:T00089720
半導体メモリー大手の旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)の呉敏求董事長は29日、同社はNOR型フラッシュメモリーやシングルレベルセル(SLC)NAND型フラッシュメモリーを値上げしており、下半期か来年まで供給不足になると予測した。30日付工商時報などが報じた。
呉董事長は、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)導入によるノートパソコン需要が高まっている他、大口顧客の任天堂のゲームカードがよく売れていると指摘した。同社は現在フル稼働だ。
同社が29日発表した第1四半期連結売上高は94億1,500万台湾元(約340億円)で前期比2%減、前年同期比56%増、純利益は12億2,200万元で、前期比62%増、前年同期の8.6倍だった。任天堂向けのROM出荷は前年同期の3.8倍だった。
呉董事長によると、48層の128メガビット(Mb)製品は第4四半期に出荷予定だ。来年19ナノメートル製造プロセスの96層3次元NAND型フラッシュメモリー(256Mb)を生産し、192層製品は2022年に量産する予定だ。
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