ニュース 電子 作成日:2020年4月30日_記事番号:T00089722
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が30日発表した第1四半期純損益は、マイナス49億9,100万台湾元(約179億円)で、5四半期連続の赤字となった。同社は、電子業界の非需要期に、新型コロナウイルス感染拡大が加わり、パネル出荷面積が減少したものの、製品ポートフォリオの調整とコスト管理強化で、赤字幅は昨年第4四半期の88億2,800万元に比べ縮小したと説明した。
第1四半期連結売上高は536億9,000万元で、前期比13.4%減、前年同期比19.5%減だった。大型パネル出荷枚数は2,242万枚で、前期比15.5%減、前年同期比13.3%減だった。中小型パネルは2,952万枚で前期比21.2%減、前年同期比18.3%増だった。
第2四半期について同社は、新型コロナウイルス感染症流行の経済と最終製品需要への影響程度が見通せず、マクロ環境の不確実性が非常に高いとして、引き続き支出削減により手持ち現金の確保に努めるとともに、生産製品のスピーディーな調整で、突発的な需要の変化に対応すると説明した。
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