ニュース 医薬 作成日:2020年4月30日_記事番号:T00089729
遠東集団(ファーイースタン・グループ)は29日、傘下の化学繊維大手、遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)が開発した医療用マスクの超極細繊維の代替素材30トン(500万台湾元=約1,790万円相当)を、新型コロナウイルス対策本部、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)に寄贈すると発表した。台湾のマスク供給を支援する目的。マスク3,000万枚以上の生産が可能な量だ。30日付経済日報が報じた。
同素材の細菌ろ過率は現時点で70%に達しており、現在不足している、医療用マスクの中間層フィルターに使用するメルトブロー不織布の使用量を20%削減することが可能だ。
遠東新世紀は同素材を台湾のマスクメーカーに供給している他、▽オーストラリア▽トルコ▽ドイツ▽フランス▽英国──などに輸出も行っており、輸出受注は7月まで埋まっている。
遠東集団は同日、傘下の基金を通じて指揮センターに現金600万元を寄付するとも表明した。台湾での防疫対策を支援する。
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