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《新型肺炎》高リスク群と同居の全入境者、防疫ホテル入居に


ニュース 社会 作成日:2020年5月4日_記事番号:T00089760

《新型肺炎》高リスク群と同居の全入境者、防疫ホテル入居に

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は2日、今日4日から台湾に入境する全ての者に航空機搭乗前の「入境健康声明および居家検疫通知書」記入を一律で義務付け、▽65歳以上の高齢者▽6歳以下の子供▽基礎疾患を持つ人──と同居している場合、または自宅に個人専用の浴室やトイレ付きの個室がない場合、入境後14日間の外出制限「居家検疫」の期間は、新型コロナウイルスを感染させるリスクを減らすため、防疫ホテルに宿泊してもらうと発表した。虚偽の申告をした場合は、最高15万台湾元(約54万円)の過料を科す。3日付自由時報が報じた。

 同センター指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、防疫ホテルの数は十分あるため、公平性と管理上の混乱を防ぐ観点から、従来の欧州・米州・東南アジアに直近の滞在歴のある者から対象を広げたと説明した。

 防疫ホテルはベッド数6,933床で、4月30日現在で1,860人が利用している。