ニュース 電子 作成日:2020年5月5日_記事番号:T00089771
高周波(RF)IC設計の立積電子(リッチウエーブ・テクノロジー)は4日、第1四半期粗利益率が29.6%と、前期の30.9%から低下し、30%を割り込んだと説明した。高速無線LAN新規格「Wi-Fi6」向けで初期の歩留まり率が低かったことが影響した。5日付自由時報などが報じた。
自由時報などは、Wi-Fi6向けの歩留まり率上昇に伴い、第2四半期の粗利益率は30%を回復し、第3四半期も強い需要に支えられ前期を上回るとの見通しを伝えた。リッチウエーブは5日、業務主管の個人的な見方で、会社としての予測ではないと補足説明した。
同社は、新型コロナウイルス感染拡大を受けたテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習の導入増加により、中国でのネットワークインフラ関連需要が高まっており、第2四半期に華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)向けにWi-Fi用フロントエンドモジュール(FEM)の出荷を開始する他、日本の顧客からも新規受注を獲得したと明らかにした。
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