ニュース 電子 作成日:2020年5月5日_記事番号:T00089773
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)が4日発表した第1四半期の純利益は23億5,000万台湾元(約84億円)で前期の2.63倍に増え、前年同期比では9.2%減少した。5日付経済日報が報じた。
連結売上高は100億2,300万元で前期比0.1%増、前年同期比12%減少した。粗利益率は40.3%と前期比6.8ポイント上昇、前年同期比4.5ポイント下落した。
第2四半期についてヤゲオは、顧客からの受注は正常な水準で、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた中国工場の稼働状況も改善しつつあると説明した。
同社は顧客の求めに応じ、今年は積層セラミックコンデンサー(MLCC)の生産能力を10%増強し、年内に月産600億個まで高める計画だ。
王淡如氏、執行長兼総経理に
同社は4日、王淡如営運長が同日付で執行長兼総経理に昇格すると発表した。これまでは陳泰銘董事長が兼務していた。王氏は企業買収を得意とするため、同社がM&A(合併・買収)を進め、勢力を拡大するとみられている。
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