ニュース 電子 作成日:2020年5月5日_記事番号:T00089774
半導体パッケージ用リードフレーム大手、長華科技(CWTC)の黄嘉能董事長は4日、年内に日本のリードフレーム設備を台湾に移管して生産する他、台湾工場でエッチング加工のラインを設置すると述べた。海外工場も強化し、3年後の売上高を2倍にする目標だ。5日付自由時報などが報じた。
同社は先月、大口マテリアル(鹿児島県伊佐市)の株式を住友金属鉱山に売却して合弁を解消した。大口マテリアルはリードフレームの生産を終了する。同社の生産設備、技術、特許などを長華科技が引き継ぎ、台湾でハイエンド製品を生産する。
黄董事長は、カーエレクトロニクス(車載用電子機器)や第5世代移動通信(5G)インフラなどで、安定性の高いリードフレームが必要とされていると指摘した。
黄董事長は、中国の安徽省で新工場を設立し、江蘇省の蘇州工場と統合して新会社を設立すると語った。中国上場も視野にある。
同社は、マレーシア、シンガポールにも子会社がある。各地の5月の稼働率は90%以上、第2四半期の受注はほぼ満杯だ。
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