ニュース 電子 作成日:2020年5月5日_記事番号:T00089775
電子ペーパー(EPD)大手、元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)と液晶パネル大手の群創光電(イノラックス)はこのほど、大型のフルカラー電子ペーパー「ACeP(Advanced Color ePaper)」の市場に参入すると発表した。EIHが大型のフルカラー電子ペーパーで社外と提携するのはイノラックスが初となる。5日付工商時報が伝えた。
公共情報や広告を順番に切り替えて表示できる(EIHリリースより)
両社は28インチの長細い形状の電子ペーパー看板を開発し、都市交通システム(MRT)や電動バスなどの車内広告や店頭ディスプレイに応用する計画だ。
EIHがフルカラーの電子ペーパーシートを供給し、イノラックスがモジュールの生産を行う。イノラックスは特殊用途、大型のパネル製造で実績があるため、販路拡大にもプラスとなりそうだ。
EIHの李政昊董事長は、ACePに関心がある既存顧客や潜在顧客をイノラックスに紹介していくと表明。両社が技術面と業務面で同時に協力することで、カラー電子ペーパーの応用範囲が拡大できると指摘した。
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