ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年5月5日_記事番号:T00089778
4月の自動車の新車登録台数は3万822台で前年同月比11.1%減だった。新型コロナウイルス対策の都市封鎖による輸入部品不足、減産のニュースで、購買意欲も低下したようだ。5日付自由時報などが報じた。
首位の和泰汽車は1万361台で、前年同月比12.9%減、市場シェアは33.7%だった。輸入スポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」は2,290台、台湾生産セダン「カローラ・アルティス」は2,383台と好調だった。
2位は、中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)、3,431台(前年同月比8.4%減、シェア11.1%)だった。3位は3月に続き台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)の2,453台で9.6%増、シェア8%だった。AクラスとGLCの大量の納車があったためだ。
裕隆日産汽車は2,166台(前年同月比27.2%減、シェア7%)で4位だった。5位の台湾本田(ホンダ台湾)は1,821台(32.3%減、シェア5.9%)だった。
6位の福特六和汽車(フォード六和モーター)は1,672台で12.3%増だった。4月下旬に輸入部品不足で生産ラインを1週間停止したものの、台湾生産のフォーカスの納車が1,116台で押し上げた。同社は、4日より稼働を再開しているが、今後も輸入部品不足はあり得ると説明した。
和泰汽車は、5月の新車登録台数は3万3,000台で前年同月比13%減と予測した。また、早ければ5月下旬から6月にかけ、市場が回復するとの見方を示した。
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