ニュース 石油・化学 作成日:2020年5月5日_記事番号:T00089781
台湾中油(CPC)の本社システムが4日正午ごろ、身代金要求型ウイルス(ランサムウエア)に感染し、同社の大部分のガソリンスタンド(GS)で、会員カード「中油捷利卡」とモバイル決済「中油ペイ」などが使用できなくなった。同社は5日午前、中油捷利卡などは昨夜回復したと説明した。中油ペイのシステムは調査中だ。5日付聯合報などが報じた。
一部従業員のコンピューターがサイバー攻撃を受けた疑いから、同社は内部のネットワークを切断し、ウイルスを確認した。
中油捷利卡の会員は15万人、中油ペイのユーザーは35万人。使用できない間は、現金やクレジットカードで対応している。生産や供給には影響が出ていない。
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