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製靴最大手PCG、6月から無給休暇5千人


ニュース その他製造 作成日:2020年5月6日_記事番号:T00089810

製靴最大手PCG、6月から無給休暇5千人

 製靴最大手の宝成国際集団(PCG)は新型コロナウイルス感染拡大による打撃を受け、6月1日から「減班休息」(景気を理由とした労働時間削減。いわゆる「無給休暇」。実際には有給を含む)を実施する。対象は台湾の従業員と海外の台湾人幹部の計約5,000人。期間は12月末まで。6日付経済日報が報じた。

 この他、蔡佩君執行長を含む副総経理以上の幹部は5月から12月末まで10~30%の減給とする。既に労働組合の同意を得ており、同社にとって初の労働時間削減と上級幹部の減給となる。

 PCGの労働時間削減は、政府からの給与補助の対象となる減班休息と、私用休暇(事仮、給与支給なし)のいずれかを従業員が選択する形で実施される。一般従業員と生産ライン作業員は毎月4日間、副総経理以上の幹部などは毎月6日間の労働時間を削減する。